千葉県御宿町の石田義広前町長(71)の辞職に伴う出直し町長選は7日に投票が行われ、即日開票の結果、石田氏=無所属=が新人で反石田派の町議らが擁立した元町議の大野吉弘氏(55)=同=を破り、4選を果たした。投票率は64・46%で、前回選挙戦が行われた平成24年の79・47%を15・01ポイント下回った。当日有権者数は6734人。
メキシコとの国際交流事業の執行をめぐって議会と対立した末に辞表を提出し、出直し選に打って出た石田氏の政治姿勢の是非が最大の争点で、石田氏が信任された格好。石田氏は「消防施設や避難所の拡充」「地域公共交通の利便性向上」などを訴え、幅広い層から支持を集めた。
公職選挙法の規定で任期は辞職前と同じ来年12月23日までとなる。
一方、反石田派の町議らが対立候補として擁立した大野氏は「小中学校の給食費無料化」などを公約に掲げたが、及ばなかった。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース